高槻市で中古住宅のリノベーション

床下 きれいな仕事してはる

20年来のなじみのお客さんから連絡があって、気にいった中古住宅が見つかったので購入してリノベーションをしたいとのことでした。

その中古住宅を購入するにあたって僕に家の良し悪しを見てもらって、大した問題がなければ買います!ということだったので早々に見に行きました。

見るといっても細かい所は色々ありますけど、主には床下に潜ってシロアリが食べてないか?基礎はしっかりしてるか?土台、大引の仕事内容はどうか?基礎内に水がまわってないか?どの年代の耐震金物が使われてるか?等々を見ます。

ふだん何気に水やりをしてる花壇や植木鉢も状況によっては土台にシロアリの来る原因になるのでその辺りも気になる所ではあります。

あと主な個所でいうとやっぱり屋根裏ですね、今回のお宅は太陽光発電が屋根に乗ってたのでそれが原因で屋根裏の下地材が少し雨でにじんでました。

屋根裏 9月の屋根裏はやっぱり暑い

それ以外では、昔のグリーン材という材木の梁を使ってた影響で簡易に細工をしてる部分がありましけど、自分たちが施工するときに補強すれば問題ない程度のことでした。あとの部分は床下と同じで大工さんが丁寧な仕事をしてくれてたので、住んでる方とお客さんにそのまま報告しました。

それからあとは外壁と室内の壁を見て雨漏りの形跡がないのか目視で確認したいんですけど、現在住んではる家の全部の部屋を見回ったり、押入を開けて物を出したりするのは売り手側の協力がないと難しいですし、よっぽど変なこ事がない限り購入しますという買う側の意思表示も大事になってきます。

それと中古住宅を見に行っていつも思うのは、家を壊さずに非破壊で確認するので、床下と天井裏、そして1階の天井に付いてる天井点検口付近は見れるんですけど、壁の中まで雨漏りしてても室内迄まだ水がまわってないない場合は雨漏りしてるかどうかが分かりません。

だからといって住んではる家の壁を全部破るなんてこともできませんし、ここがいつも釈然としないところではあります。

ただ、がっつり雨漏りしてると室内の壁や天井にシミやカビのようなものが見えてたり壁紙が浮いたりしてることが多いのと、外壁やまわりの状況を見て総合的に判断します。特に家の形やつくりによって雨漏りしやすい建て方もあるのでその辺りは重点的に確認します。

それからお客さんが次に気になるのは間取りですね。今の間取りのまま住む人はあまりいないと思うので思い描いた間取りに変更できるのか?ということでしょう。 ここから先が楽しい夢と希望の話しになりますが、今回も長くなったので12月31日のブログでつづきを話します。

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