収納スペース

もったいない使い方

家をこだわって建てるのは個人的に賛成です。でもそのこだわりに何か意味がないと進んでいく方向が分からず間取りが散らかっていきます。

例えばリビングには南東に大きな窓がほしい♪となると大体の意味は分かります。長く過ごすリビングに日が差し込むと気持ちいいですし、冬なら暖かい、他にも色々と思いつきます。

でも子育ての済んだ夫婦二人暮らしなのにロフトがほしいと言われると根掘り葉掘りと理由を聞いてみたくなります。

聞いてなるほど!となればいいんですけど、部屋やリビングを広くすることにこだわりすぎて、収納が少ない間取りになったのでロフトを収納代わり使いたいとなると違和感をおぼえます。

それなら間取りを工夫して収納スペースをつくれるようにするか、最近では断捨離を勧めてます。僕自身も断捨離の本を読んで影響されたんですけど意外と意識してみると家の中に要らないものが山ほどあります。

僕の嫁さまは一年間着なかった服は僕の物であっても黙って捨てていきます。以前久しぶりに着ようと思った服がなかったので嫁さまに聞いたら「去年一年着てなかったから捨てたよ」とあっさり言われました。

その時は「なんで?」と思ったけど今となってはそりゃそうだと納得できます。

少し考え方や物の見方を変えるだけで小さいスペースでもゆとりを持って使えますし、自分自身の頭の中もスッキリするので気分もよくなります。

倍以上収納できそう

物の少ない家は費用の面でもメリットがあります。例えばこども部屋は6畳+1畳のクローゼットがほしいと要望があったとします。

でも勉強はリビングテーブルでするのでこども部屋にはベッドを置くだけとなると4畳半でも充分寝れると思います。

もちろんお金が余ってていくら掛かってもいいから贅沢に家を建てたいということならそれはそれで良いと思いますけど、ほとんどの人が限られた費用、限られた収入の中で家を建てるわけなんで、簡単な工夫で快適な暮らしを維持しながらコストを下げれるといいですね。 物のスペースにお金を掛けるなんて倉庫業みたいですやん。

工夫しだいでぎょうさん入るね